目標実現のために、坂尾さんが大切にしていること(Vol.5)
プレミアムコラム、Vol.5となる最終回は、現在コーヒースタンドやカフェなど4店舗を経営するONIBUS COFFEEの坂尾篤史さんが、忙しい毎日の中で大切にしていることを伺いました。
「心の声を聴き、自分に向き合う」そして「やりたいことを叶えるために言葉にする」と語る、その意味とは?
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- 心の声を聴き、自分に向き合う
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- 大井
- ONIBUSやABOUT LIFEなど今は、4店舗も抱えていて、毎日お忙しいと思うのですが、坂尾さんが自分の生活の中で特に大切にしていることや、忙しくてもこれは大事にしようと思っていることはありますか?
- 坂尾さん
- 一番大切にしているのは、“自分と向き合うこと”ですね。みんな自分の心の声があると思うんですけど、それを聞くようにしています。ビジネス的に考えていいなと思うことでも、自分の感性でやりたくないとか、気持ちがのってこないとか、そういう気持ちをすごく大切にしています。そういう理由だけで断ったりする仕事もあるんですよね。
- 大井
- それを大事にするのはなぜですか?
- 坂尾さん
- 数字とかビジネスで考えたほうがお金持ちにはなれるかもしれないけど、「自分で考えて決めた“やりたいこと”をやって暮らせる方がいい」と思っているからです。もちろん、仲間がいるのでそこは考えていますが、もともと誰かに言われてやる仕事が嫌で会社を辞めたので、クライアントに振り回されたり、第三者の意見で仕事をするのは違うと思うんですね。
そうじゃなくて、自分たちが本当に今したいことをしていく。でも、やりたくない事をしないかわりに、それ以外のことは人生かけてやっています。
- 大井
- 自分自身の声に耳を傾けることで、坂尾さんが独立してやりたかったことを実現されていっているんですね。
- やりたいことを叶える秘訣は、言葉にすること
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- 大井
- その“やりたいことを叶える秘訣”は何かありますか?
- 坂尾さん
- “有言実行”っていうのは大切にしてますね。一緒に働いている人や家族、友達、それからこういうインタビューの時もそうです。初めて会った人にも「こういうことがしたいんです」と言うようにしてます。
- 大井
- 言うのと言わないのとは違いますか?
- 坂尾さん
- 違うんじゃないですかね。言うと、誰かを紹介してもらえたりすることもありますし、実行に繋がりやすくなるんじゃないかなと思います。
- 大井
- ちなみに、今後の目標などはありますか?
- 坂尾さん
- それはすごく悩んでいますね。やりたいことは色々あるんですけど、4店舗を経営するようになって自分がやるべき仕事も変わってきているので、やりたいことを実現するために、今は改めてインプットし直したいなと思っています。そこからちゃんと将来の目標を考えていきたいです。
- 大井
- それはこうお店に関して?生産者側に対して?
- 坂尾さん
- 両方ですね。お店もそうですし、生産者の方とのつながりもそうです。僕らももう30歳をすぎたので、改めてしっかり今後について考えていく時期だと思います。
- カフェは“一日のスタート”にあるもの
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- 大井
- 最後に、CafeSnapでは対談させて頂いているみなさんに「あなたにとってのカフェとは?」を伺っています。坂尾さんにとってカフェとはどんな存在でしょうか?
- 坂尾さん
- なんでしょうね……完全に生活の一部ですからね。”一日のスタート”かなと思いますね。
- 大井
- 一日のスタート、というのは?
- 坂尾さん
- 今は仕事でずっとカフェに関わっているので、行くことは少ないですけど、休みの日がたまにあると、「朝、美味しいコーヒーを飲みに行きたいな」って思います。自分もそうだし、お客さんにも「カフェをスタートに、今日一日、頑張ろう」と思ってもらえたらいいなと。
- 大井
- そうですね。カフェやコーヒーは、朝、自分のエンジンをかけてくれるような存在かもしれないですね。わかりました。今日は貴重なお話しありがとうございました。
- 坂尾さん
- ありがとうございました。
- 次回、10月14日(金)からのプレミアムコラムは原宿でパンケーキのブームが起こる前からその魅力を発信し続けてきたuzna omomの門崎杏子さんの登場です。どうぞお楽しみに!
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