LATTESTからCOFFEESTを目指して(Vol.5)
LATTEST OMOTESANDO Espresso Barの前田さんにお話を伺っているプレミアムコラム、Vol.5の最終回はLATTESTがプロデュースした恵比寿のessence cafeや、「コーヒーに関わる女性達に活躍やステップアップの“きっかけ”をつくりたい」と語る前田さんの今後の目標、そして恒例の「あなたにとってのカフェとは?」を伺いました。
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- 自家焙煎のハンドドリップコーヒーを提供するコーヒー店をプロデュース
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- 大井
- 3月には恵比寿にLATTESTがプロデュースされたessence cafeがオープンしました。こちらはどんなお店でしょうか?
- 前田さん
- 以前からあったお花屋さんを改装し、お花屋さんに併設したカフェになっています。スタッフはLATTESTのメンバーが担当していて、コーヒー豆はすべて自家焙煎。エスプレッソドリンクだけでなく、ドリップコーヒーも提供しているところがこれまでにはないところですね。
- 大井
- 自家焙煎のブラックコーヒーが飲めるのは、essence cafeだけなんですね。地下1階は観葉植物が置かれた広いスペースもあって素敵なカフェですよね。
- 美しさと美味しさが両立したカフェを目指して
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- 大井
- LATTESTは2月に 5周年を迎えられましたが、これからの目標があれば教えていただけますか?
- 前田さん
- 美しさにこだわってきたラテアートと、美味しさの追求をしているドリップコーヒー、その両方を提案できるお店にしていきたいですね。いまのところ、その両方が叶えられているお店は少ないと思いますし、私達ならそれができるのではと思っています。
LATTESTのメンバーはみんな、コーヒーが本当に大好きで、ラテアートやドリップ、コーヒーカクテルなど、コーヒーを幅広く表現できるんですね。これまでラテにフォーカスしてきた“LATTEST”ですが、これからはコーヒー全体を提案できる“COFFEEST(コーヒスト)”になってもいいかなと思っているぐらいです。それを目指せたらと思っています。
- コーヒーに関わる女性達に活躍やステップアップの“きっかけ”をつくりたい
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- 大井
- では、これからの前田さんの目標はいかがでしょうか?
- 前田さん
- 焙煎は始めたばかりなので、まずは焙煎を極めていきたいと思っています。それから、最近では農園に行って、精製方法を見たり、生産者の方と話がしてみたい、そしていつかはダイレクトトレードもしたい、という気持ちも湧いてきているので、来年までにまずは農園に行ってみたいですね。その中で、できたら女性とお仕事ができたらいいなと考えています。
というのも、農園で摘み取られるコーヒーチェリーが一杯のコーヒーになるまでにはたくさんの人が関わっていて、その中には女性も多くいると思うんですね。“女性バリスタを世に送り出す”というコンセプトを持つLATTESTだからこそ、コーヒーに関わる女性のために私達ができることがあるのではと思うんです。
私は見学に行くというチャンスをいただいて焙煎を始められたので、私もコーヒーに関わる女性達の活躍やステップアップに繋がるような “きっかけ”を与えられるようになりたいです。
- カフェは人と繋がれる場所、元気をもらえる場所
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- 大井
- それでは、CafeSnap恒例の最後の質問です。CafeSnapではみなさんに「あなたにとってのカフェとは?」をお伺いしています。前田さんにとってカフェとは何でしょうか?
- 前田さん
- 人と人が繋がれる場所であり、そこからまた新しい知恵や学び、アイデアが沸く場所ですね。私は「疲れたな」と思うと、家にこもる時もあるんですが、やっぱり大好きなコーヒー屋さんに行って、大好きなバリスタさんに会うと、めっちゃめちゃ元気がでるんですよね。だからカフェやコーヒー屋さんは元気をもらいに行く場所でもありますね。
- 大井
- なるほど、分かりました!今日は楽しいお話をありがとうございました!
- 前田さん
- ありがとうございました。
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