CafeSnapの舞台裏 ~チームは家族~(Vol.3)
特別企画としてお届けしている「CafeSnapチームの舞台裏」。今回は、実際にアプリを設計しているエンジニアたちと、私達チームについてお話します。アプリ開発やスタートアップに興味のある方は必見です!
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- 岩井
- では次に、実際に作っている過程でのことをエンジニアのみなさんにお伺いしたいのですが、みなさんは最初から関わっている方とそうでない方がいらっしゃるんですよね?
- 福田
- 僕は2014年の4月から。最初の企画書ができあがったときから関わっていて、鶴貝は6月から。鈴木は2015年に新卒入社して5月ぐらいからですね。
- 岩井
- ビジョンのあるプロデューサーが中心になって作るときに、エンジニアはどういうモチベーションでやっているのかなと気になるのですが。福田さんはカフェはお好きでしたか?
- 福田
- 最初、僕はカフェは特に好きじゃなかったですね。ただ、せっかく自分が関わるプロダクトなので興味をもって作っていきたいし、カフェは面白そうだなというのと、自分の知識としても持っていたほうがいいなと思っていました。
- みんな
- 笑
- 大井
- それはなんでだっけ?
- 福田
- え?!(笑)女の子と行くときも、いいところ知ってるよって言えるから(笑)もちろん、それだけじゃないですけど! あとは写真を撮るのも好きだったので、綺麗な写真を撮ってアップしたいなというのがありました。
実際作っていく中で、カフェのオーナーのこだわりを見たり、「CafeSnapを通してカフェがすごく好きになった」というユーザーさんに出会って、開発する側としても「自分が作っているプロダクトで人を動かしている」とか、「CafeSnapがカフェの魅力を表現する場になってきているんだな」と感じて、自分の中で良いものを作っているという実感が湧いてきました。
(岩井)そうなんですね。一般的に、エンジニアさんは現場にでないことが多いでじゃないですか。このチームの場合は、外に出ることもあるんですか?
- 福田
- ユーザーインタビューに同行しています。ユーザーさんの声を直接聞くと、ユーザーが抱えている課題をより実感できますし、納得感があった上で作っていける気がします。
- 鶴貝
- 僕も同じで、ユーザーの声を直で聞くことができるのがいいですね。僕は前職もエンジニアだったんですが、作っていたのがBto Cのサービスで、直接ユーザーとの接点がなかったんです。だから、プロダクトへの思い入れがそれほど持てなかったんすけど、今は実際に使っている人を直で見られて「喜んでもらっているんだな」というのが分かるので、アプリを作るうえでのモチベーションになっていますね。
- 岩井
- 制作段階で、プロデューサーとエンジニアとで時に衝突したりしますか?
- 大井
- 時にじゃないよね!私と福田は毎日戦ってるんですよ(笑)
- 岩井
- どういうところでもめるんですか?「この見た目はゆずれない!」とか、でも「これ使いにくい」とか?
- 福田
- 大井さんが「私はこれがいいと思う」と言ったとしても、エンジニア側は「構造としておかしい」と思うことがあって。僕たちふたりだけでなく、みんなで考えたことを出し尽くすまで言い合ってから、最善の策を選択するようにしています。
- 岩井
- よくディレクターとエンジニアはぶつかるといいますよね。でも、意見を戦わせられるのは、いい現場だと思うんですよね。ぶつかってもこんな風に5人がわきあいあいとできるのは、信頼関係があるのかなって思うんですけど。日ごろ、大井さんがリーダーとして気をつけていることや、この雰囲気を作るためにされていることはありますか?
- 大井
- 私はそんなに……ムードメーカー的な感じですよ。(笑)ただ、みんなが自由に発言できることは大事だと思っていて。言いたいことを言える雰囲気作りというのは心がけているつもりです。何より、みんないい意味で、ポジティブで粘り強い。「カフェを通して人を幸せにする」というビジョンや、カフェの魅力を伝えたいという気持ちをみんなが共通して持っているですよね。
ユーザーが持っている課題をどう捕らえるのかは、プログラムを書いて作っているエンジニアと、実際にユーザーやオーナーに多く会っているプロデューサーとで感じ方や捕らえ方が多少違って当然なのかな思うんです。ただ、「ユーザーのために」というところは共通しているので、「こうしたほうがもっと喜んでもらえるよね」というところを目指して、お互いの考え方を言い合えているのかなと思います。
- 岩井
- 鈴木さんは、昨年、新卒として入社されてきたということですが、チームにジョインしたときにアプリはある程度できていたわけじゃないですか。このチームに入ってどのようなことを感じられていますか?
- 鈴木
- 最初は「すでに始まっているプロダクトに入っていく」という不安があったんですけど……このチームは“家族みたい”で。エンジニアとしては福田さん鶴貝さんに親身になって相談のってもらったり技術的なことを教えていただいています。
あとは、僕は住んでいるところの関係で、下北沢のカフェに行くことが多くて。いつからか“下北担当”みたいになっているんですけど。(笑)
- みんな
- 笑
- 鈴木
- CafeSnapを使ってカフェを巡る中で、実際にカフェの人たちに出会うので、くじけそうになることがあっても頑張れます。
- 岩井
- これまで、どんなところでくじけそうになったんですか?
- 鈴木
- 結構あるんですよ。自分が書いているプログラムがよくなくて、エラーばっかり返ってきちゃうとか。「あー、だめだ、できない」みたいなとき。
- 辻
- で、悩んでると、ふたりがそそーっとよってきて、助けるんですよ。(笑)
- 岩井
- へー。鶴貝さんと福田さんが!
- 鶴貝
- 席が隣なので、困っている時はすぐ分かるんですよね。悩みだすと、こんな風になって。「考えてるなー!」っていうのが一目で分かるので、そういうときに、声をかけていますね、「どうなってるの?」って。(笑)
- 岩井
- なんだか、お父さん、お母さんのようにチームの中で、家族のような役割分担があるんですね。
- 大井
- そうですね。(笑)
- この続きは、CafeSnap内のプレミアムコラム記事「CafeSnapの舞台裏 ~私達が大切にしていること~(Vol.4)」で!次回更新は1月15日(金)です。お楽しみに!
インタビュアー:岩井愛佳
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